こんな方は大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を受けましょう

現在、大腸がんは食生活の欧米化、食品添加物の作用などにより日本では急増しています。それと同時に、『大腸がんの芽』である大腸ポリープ(腺腫)も増加しており、日本人の40歳以上の方は約半数の方がこのがん化の危険性のあるポリープを持っているといわれております。以下に当てはまる方は、一度検査を受けましょう。

  • 健診で便潜血反応を指摘された方
  • 便秘傾向の方
  • 40歳以上の方

大腸がんの早期発見・予防のため、40歳以上の方で、大腸内視鏡検査を受けたことのない方は、是非一度、大腸内視鏡検査を受けていただくことをお勧めします。

大腸内視鏡検査(大腸カメラ)の流れ

問診・ご予約

  • 事前に、問診〜検査に関する質問にお答えいただきます。
  • 便秘だと思われる方は、予約の際にご相談ください。
質問例

大腸カメラの経験があるか否か・現在治療を受けている病気・普段のんでいる薬の内容(特に抗凝固薬)
薬を含めてアレルギーがあるか否か など

検査前日

注意事項

  • 夕食は20時頃までに消化の良い⾷品を食べてください。なお、お水(糖分の入っていないお茶、麦茶、紅茶でもかまいません)は20時以降もとって構いません。
  • 処⽅された下剤を水に溶かして総量250mlとして、寝る前に服用してください。早めの就寝を心がけましょう。
消化の良い食品
  • ご飯・お粥
  • 食パン
  • うどん・ソーメン
  • ジャガイモ
  • かぼちゃ
  • 豆腐 など
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消化の悪い食品
  • 繊維の多い野菜・山菜
  • ゴボウ
  • とうもろこし
  • 海藻類
  • コンニャク
  • きのこ類
  • 豆類 など

検査当日

注意事項

  • 検査当日は、検査終了まで食事をとることはできません(絶食となります)。ただし、水分(水や糖分の入っていないお茶、麦茶、紅茶)は飲んでもかまいません。
  • 事前にお薬手帳など現在服用中の薬が確認できるものを持参の上、拝見させてください。心臓疾患の薬、血圧の薬は洗浄剤(下剤)を飲用する前に服薬してもらうつもりです。
  • 検査中、糖尿病の方で低血糖の症状(強い空腹感、異常な汗、震え、動悸など)が出現した場合には、すみやかに職員に声をかけてください。
  • 組織の⼀部を採取して調べた(生検)場合、なるだけ出血しないように、検査終了後の食事は刺激物を避けて消化の良いものをお取りください。
  • 鎮静剤を用いた場合、副作用によって判断力・運動能力が低下し、吐き気やめまいを伴うことがあるため、事故防止の観点から、当日のバイクや自動車などの運転は原則禁止としております。鎮痛剤の使用を希望される場合には、公共交通機関の利用、他人に連れてきてもらうなどの工夫をお願いします。

検査前の準備

  • 洗浄液(下剤)約1Lを、1時間程度の時間をかけて飲用してもらいます。更に500mlのお水(糖分の入っていないお茶、麦茶、紅茶でもかまいません)を飲用していただき、トイレに通ってもらいます。
ご自宅で洗浄液(下剤)を飲まれる方へ

もしも、洗浄液(下剤)を飲んでいる途中で、おなかの痛み(張り)・はき気などを感じて気分が悪くなった場合、またなかなか便が出ない時(洗浄液を1L、水を500mlのんでも出ない時)には、飲むのを中止して当院まで連絡(TEL 099-472-0145)をお願いします。
洗浄液を飲み終わって約2〜3時間すると、透明な液体状の便になって検査が受けられる状態になります。(この状態になると電車やバスに乗っても大丈夫でしょう。)
※別紙の手順書をお渡ししますので、参考にしてください。

  • 腸の中がきれいになったら検査を行うことができます。腸の中がきれいになった状態とは、にごった便が薄い黄色に変わった状態、または透明な状態のことをさします。
  • 検査着とお尻に穴が空いた検査用のパンツにはき変えて準備完了です。

以上の手順でも、なかなか腸の中がきれいになりづらい方がいらっしゃいます。個人差があり、洗浄液(下剤)を追加して飲用してもらう、浣腸をかけることをお願いすることもあります。よりしっかり、より安全に観察する為にも、ご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。

検査中

  • 腸の動きを抑える薬を肩に注射します。鎮静剤(麻酔の薬)を希望される方はベッドの上で(静脈)注射します。
  • 腸を膨らませた状態で観察をします。当院では炭酸ガスを用いて膨らませるので、以前よりも不快なおなかの張りは軽くなりました。

また、鎮静剤の効き方によっては検査最中の会話も可能です。ご質問、ご要望は可能な限りお応えしますので、お話しください。

検査終了後

鎮静剤を使⽤した場合

1時間ほど病院の中でお休みいただき、目が覚めてから、お着替えの後に担当医から詳しく説明させていただきます。

鎮静剤を使用していない場合

検査終了後、担当医から詳しく説明させていただきます。説明後に休む必要はなく、当日の運転も可能です。